
みなさん今年もこの季節がやってまいりました!
航空大学校の願書申込みですね!
パイロットになるために開かれた門、航空大学校とありますが、
本当にそうなのでしょうか?
文系でも大丈夫かな?
やっぱり有名大学の方が有利なのかな?
など様々な不安をお持ちであると思います。
ここで航空大学校公式の募集要項を確認してみましょう。
出願資格は以下のようになっていますね。
2.出願資格
航空大学校に出願できる者は、平成9年4月2日から平成14年4月1日までの生まれで身長が158㎝以上の者であって、次のいずれかに該当する者とします。
なお、過去に当校を受験し、第二次試験身体検査B(脳波検査)において不合格となった者は、出願することができません。
(1)
学校教育法による修業年限4年以上の大学に2年以上在学し、全修得単位数が62単位以上の者。
(2)
学校教育法による短期大学又は高等専門学校を卒業した者。
(3)
専修学校の専門課程の修了者に対する専門士及び高度専門士の称号の付与に関する規程による専門士又は高度専門士の称号を付与された者。
(4)
令和4年3月末までに(1)、(2)又は(3)となる見込みの者
(5)
(1)、(2)又は(3)に掲げる者と同等以上の学力を有すると航空大学校理事長が認める者。過去に航空大学校入学第二次試験における身体検査A受験後、身体検査Bの対象とならなかった者は、再受験が可能です。
詳しくは航空大学校教務課(電話:0985-51-1324)までお問い合わせください。
つまり、大学、短大、専門学校をいずれか2年以上在学したか令和4年3月末までにこれを満たしている人が対象ですね。
入学資格において、理系文系関係なく申し込むことができます!
実際の航空大学校生の文理の割合はというと、
回期によりますが、ほぼ半々です。
実際、文系は入学してから苦労しないの?とよく質問をいただきますが、
結論から言うと多かれ少なかれ苦労はします。
しかし学校での成績にはほとんど影響しません。
それはなぜか?
航空大学校では、いや航空業界では、競争をするのではなくいかに仲間と平均点以上を取ることができるか。この能力が常に求められます。
ですので受験勉強では、なんとしてでも入学者人数である108位以内に入ることが必須であると言えますが、
入学した後は、全員で合格点を取る!という考えにシフトし訓練を乗り越えていきます。
ですので、たしかに航空力学などの分野では、理系出身の方が有利な一面もありますが、
試験を乗り越える上では、できる人ができない人に教える為ほとんどの試験で大きな点数の差は生まれません。
したがって、入学後は自分の出来ることできないことをしっかりと理解して、それを同期と共有し支え合う能力が求められます。
こうしてそれぞれの弱点を補うことで固い絆が生まれていきます。
ですので、まずは一次試験を乗り越える力を付けましょう!
次回は、航空大学生の出身大学に迫っていきます!
逆転メソッド 「入学した後は影響はほとんどない」